ハーレーダビッドソン京都 スタッフブログ
2021.07.26
テストドライブ RA1250S編 其ノ七
クルーザータイプのハーレーでは躊躇するダートへも、難なく入っていくことができる PANAMERICA/RA1250S(以下RA)
このバイクカテゴリーの醍醐味です。
積極的にモード選択を活用していくことで、様々なワインディングをRAで楽しむことができます。
オフロードモデルを選択すると、サスペンションダンピングが柔らかく変化し、
50mmぐらいのの段差なら、車両の上下も最小に、なんのショックも受けず走破可能です。
但し、オフロードモードを選択時は、構成要素のエンジンブレーキが最弱へ変化するため、
下りのタイトダートでは、コントロールに難しさを感じる一面が。
ここでRAの魅力の一つ、モードのカスタマイズです!
状況や自分の好み、スキルに合わせて特性のカスタマイズが可能です。
スクロール上に現れる、カスタムオフロードモード、カスタムA、カスタムB とでオリジナルの構成要素を記憶させることができます。
構成要素は7種。
① エンジントルクマップ
② エンジンブレーキ
③ スロットルレスポンス
④ トラクションコントロール
⑤ アンチロックブレーキシステム
⑥ サスペンションダンピング
⑦ 車高制御
例えば、エンジンブレーキ
エンジンブレーキ特性の強弱を選択可能です。
また、スロットに対する反応性を選択する場合も、
すこし鈍感にさせることも選択可能です。
これで、下りのガレ場、ザレ場もアタック可能です!
停車中であれば、いつでも変更、記憶させることができ、その時の状況に合わせて、一番最適な状態へ変更することが可能です。
モードの変更で様々な性格に変化、走行パターンを組み上げることができるRA。
どんな道でも走っていくことができる、アドベンチャーツーリングの名に相応しいハーレーです。