ハーレーダビッドソン京都 スタッフブログ
2021.07.18
テストドライブ RA1250S編 其ノ三
シートに跨った上部から
タンクデザインは、縦にすっきりとした印象のH-D RA1250S (以下RA)。
スチールタンクの金属的な質感がとてもよく、ハーレーらしさを感じるところです。
比べてBMW R1250GS (以下GS)は、前方へ広がるようなボリューム感のある樹脂タンク。
タンク左右から覗くボクサーエンジンが、よりボリューム感を強調しています。
さらにシートを含めて見下ろすと、
RAは直線で構成された、シンプルでスマートな幾何学的デザイン。
GSは、シートの絞りから、タンク上下左右に盛り上がり、左右のエンジンの張り出しなど、複雑なラインで構成される、強弱のある有機的デザイン。
水平対向エンジンはシリンダー位置が低いため、タンク側面が下部までとることができ、どのライダーもニーグリップがしやすい構造。
対してRAは、縦型Vツインエンジンの関係上、フューエルタンク下部はエンジン上部、前後水平ラインで切られています。
シート位置やライダーの体格により、ニーグリップのしやすさが異なるかと。
Vツインエンジンを愛でることができることを考えると、小さなことですが。