ハーレーダビッドソン京都 スタッフブログ
2019.01.22
メンテナンスのこと/ブレーキパッド編
メンテナンスで重要な箇所といえばブレーキ。
車体の制動に関わる、ブレーキパッドは、ブレーキをかけることで磨耗し、必要に応じて、交換が必要なパーツです。
写真のブレーキパッドは、危ない状態で、もう残量がほぼ無い状態。
ブレーキパッドも使用状況により、均一に減るとは限らず、片減りをする場合が。
外側からの簡単な目視では、なかなかわかりずらいので注意が必要です。
ですので、「定期的な点検」が必ず必要となります。
ちなみに、上の写真が新品の状態。
こちらは、片側のパッドは、完全にベースプレートのみとなり、ブレーキローターを削ってしまっていました。
ディスクを挟んで、両側で2枚ですが、押し出すピストンの状態により、同じ分量が減るとも限りません。
もちろん、この状態では、ブレーキは全然効かない状態です。
恐怖を感じる衝撃的なブレーキパッド!
片側のパッド残量はあるのですが、もう片側は完全にパッドを通り越して、ベースプレートも無くなってしまっています!!
大変危険な状態です。
ブレーキディスクも磨耗、高熱のよる変形で新品交換となります。
修理箇所、交換部品が多くなればなるほど、修理費は高額ともなります。
点検も無く、乗りっぱなしの場合、最悪ありえることです。
何より、大変な事故を起こしかねない、自他共に、命に関わること内容です。
ブレーキ周りからの、異音、何か違和感があれば、早急に点検下さい。
ブレーキパッドの残量他、キャリパー、ピストンの状態、ブレーキフルードなどなど、実際の点検箇所は多数です。
正規ディーラーにてしっかり定期点検をお願い致します。